諸々日記

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見舞い

文字数400字です。
あらすじ書くとそれだけで終わってしまうので、ありません(笑








 入院している私の元へ、娘夫婦が見舞いに来てくれた。
 来たよ、と言いながら病室の入り口から顔を覗かせる娘。その娘の足元には、しばらく見ない間にずいぶん大きくなった気がする孫娘がいた。
「はやくげんきになってね!」
 屈託のない孫娘の表情。元気な声。それを少々困り顔で見守る娘と娘婿。病院では静かにしなさいと娘に注意され、孫がしょげる。とはいえ、娘も本気で叱ったわけではなさそうだ。
 また来るね、と言って娘夫婦は去っていく。孫娘が振り返り手を振ってくれた。哀しいかな、私はその背中を、ベッドの上から見送る他ない。
「お孫さんですか。子どもは元気でよろしいですね」
 同室の患者から声をかけられ、笑みを返す。
 ふと三人のことが気になり窓の外へ目をやった。
 ガラスの向こうでは、雪が降りしきっている。孫が寒い思いをしていないだろうか、風邪など引かなければいいのだけれど、と心配になる。
 雪融けはいつになるだろうか。
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テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学

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